建設業法 第二十四条の四(検査及び引渡し)
覚える語 5か所。黄色の語を押すと、下の要点に移ります。
元請負人は、下請負人からその請け負つた建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から二十日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、その完成を確認するための検査を完了しなければならない。
2 元請負人は、前項の検査によつて建設工事の完成を確認した後、下請負人が申し出たときは、直ちに、当該建設工事の目的物の引渡しを受けなければならない。ただし、下請契約において定められた工事完成の時期から二十日を経過した日以前の一定の日に引渡しを受ける旨の特約がされている場合には、この限りでない。
覚える語の要点
誤答は、穴埋めテストでこの空欄に並ぶ3つの選択肢です。「収録条文」は、このサイトに載せている92条と、解説のために引いた参考条文を指します。
1通知
建設業法 第二十四条の四第一項
…負人からその請け負つた建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から二十日…
ここがポイント
下請負人から元請負人に伝える、工事が完成した旨の知らせ。それを受けた日から二十日以内に検査を完了する。期間の起算点になる。
テストで並ぶ誤答
- 連絡労働安全衛生法 第十六条第一項 に出てくる語
…仕事を自ら行うものは、安全衛生責任者を選任し、その者に統括安全衛生責任者との連絡その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければならない。
労働安全衛生法第十六条・第三十条などで作業間の連絡などの場面に出る語。第二十四条の四は「通知」。 - 届出建設業法 第十一条第一項 に出てくる語
…があつたときは、国土交通省令の定めるところにより、三十日以内に、その旨の変更届出書を国土交通大臣又は都道府県知事に提出しなければならない。
有線電気通信法第三条などで行政に出す手続きの語。下請負人から元請負人へは「通知」。 - 通報労働安全衛生法 第十六条第二項 に出てくる語
…より安全衛生責任者を選任した請負人は、同項の事業者に対し、遅滞なく、その旨を通報しなければならない。
労働安全衛生法第十六条第二項で安全衛生責任者の選任を事業者に知らせる場面の語。第二十四条の四は「通知」。
2二十日以内
建設業法 第二十四条の四第一項
…の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から二十日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、その完成を…
ここがポイント
完成の通知を受けてから検査を完了するまでの期限。二十日以内で、かつできる限り短い期間内。下請代金の支払は一月以内(第二十四条の三)と区別する。
テストで並ぶ誤答
- 十日以内建設業法 第十一条第一項 に出てくる語
…に掲げる事項について変更があつたときは、国土交通省令の定めるところにより、三十日以内に、その旨の変更届出書を国土交通大臣又は都道府県知事に提出しなければならない…
条文の期間は「二十日以内」。第二項の特約も「二十日を経過した日以前」で二十日。 - 十四日以内労働基準法 第十五条第三項 に出てくる語
前項の場合、就業のために住居を変更した労働者が、契約解除の日から十四日以内に帰郷する場合においては、使用者は、必要な旅費を負担しなければならない。
労働基準法第十五条などで帰郷の旅費の負担の場面に出る期間。検査の期限は「二十日以内」。 - 七日以内労働基準法 第二十三条第一項 に出てくる語
…は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があつた場合においては、七日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金その他名称の如何を問わず、労働者の権利…
条文の期間は「二十日以内」。下請代金の支払(一月以内)と区別する。
3検査
建設業法 第二十四条の四第一項
…る限り短い期間内に、その完成を確認するための検査を完了しなければならない。
ここがポイント
元請負人が完成を確認するために完了させるもの。通知から二十日以内に終える。完成を確認したあと、申出があれば直ちに引渡しを受ける。
テストで並ぶ誤答
- 点検労働安全衛生規則 第五百二十一条第二項 に出てくる語
…きは、要求性能墜落制止用器具等及びその取付け設備等の異常の有無について、随時点検しなければならない。
条文の語は「検査」。第十九条第十一号も「完成を確認するための検査」。 - 審査建設業法 第二十五条第二項 に出てくる語
建設工事紛争審査会(以下「審査会」という。
条文の語は「検査」。審査は第二十五条の建設工事紛争審査会などの語。 - 試験条文の語は「検査」。見出しも「検査及び引渡し」。
4直ちに
建設業法 第二十四条の四第二項
…完成を確認した後、下請負人が申し出たときは、直ちに、当該建設工事の目的物の引渡しを受けなければ…
ここがポイント
下請負人が申し出たときに引渡しを受ける時期。待たずにすぐ受ける。例外は、完成の時期から二十日を経過した日以前の一定の日に受ける特約がある場合。
テストで並ぶ誤答
- 即時に労働基準法 第十五条第二項 に出てくる語
…項の規定によつて明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。
労働基準法第十五条などで出る語。建設業法第二十四条の四第二項は「直ちに」。 - 早急に条文の語は「直ちに」。申出があれば待たずに引渡しを受ける。
- 遅滞なく労働安全衛生法 第十六条第二項 に出てくる語
前項の規定により安全衛生責任者を選任した請負人は、同項の事業者に対し、遅滞なく、その旨を通報しなければならない。
労働安全衛生法第十六条第二項などで出る語。建設業法第二十四条の四第二項の引渡しは「直ちに」。
5引渡し
建設業法 第二十四条の四第二項
…し出たときは、直ちに、当該建設工事の目的物の引渡しを受けなければならない。ただし、下請契約にお…
ここがポイント
検査で完成を確認したあと、元請負人が受けるもの。工事の目的物を受け取ること。第十九条第十一号にも「引渡しの時期」がある。
テストで並ぶ誤答
- 明渡し条文の語は「引渡し」。第十九条第十一号も「引渡しの時期」。
- 譲渡条文の語は「引渡し」。見出しも「検査及び引渡し」。
- 給付条文の語は「引渡し」。「目的物の引渡しを受けなければならない」で一続き。
前後の条
出典
条文は e-Gov 法令検索 の建設業法(2026年11月時点の現行版)から、原文のまま載せています。試験は受検年度ごとの基準日時点の法令で出題されるため、改正は公式の情報で確かめてください。空欄の位置・誤答・解説は作成者が作ったもので、出題を保証するものではありません(免責事項)。