労働基準法 第七十五条(療養補償)
覚える語 3か所。黄色の語を押すと、下の要点に移ります。
覚える語の要点
誤答は、穴埋めテストでこの空欄に並ぶ3つの選択肢です。「収録条文」は、このサイトに載せている92条と、解説のために引いた参考条文を指します。
1業務上
労働基準法 第七十五条
労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかつた場合においては、使…
ここがポイント
療養補償の対象は、労働者が「業務上」負傷し、又は疾病にかかった場合。第七十七条の障害補償、第十九条の解雇制限(療養のための休業期間)も「業務上」の負傷・疾病が前提。
テストで並ぶ誤答
- 就業中条文の語は業務上。働いている時間帯ではなく、業務による負傷・疾病かで決まる。
- 在職中電気通信事業法 第四条第二項 に出てくる語
電気通信事業に従事する者は、在職中電気通信事業者の取扱中に係る通信に関して知り得た他人の秘密を守らなければなら…
電気通信事業法第四条第二項で、事業の従事者が秘密を守る期間を表す語。 - 通勤途上条文の語は業務上。通勤途上という語は労基法第七十五条に無い。
2その費用で
労働基準法 第七十五条
…又は疾病にかかつた場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担…
ここがポイント
業務上の負傷・疾病について、使用者は「その費用で」必要な療養を行うか、必要な療養の費用を負担する。どちらの形でも使用者の負担。
テストで並ぶ誤答
- 遅滞なく労働安全衛生法 第十六条第二項 に出てくる語
前項の規定により安全衛生責任者を選任した請負人は、同項の事業者に対し、遅滞なく、その旨を通報しなければならない。
安衛法などで期限を表す語。第七十五条は時期ではなく、誰の費用で療養を行うかを書く。 - その責任で条文の語はその費用で。後半の「療養の費用を負担」と同じく費用の負担を書いている。
- その判断で条文の語はその費用で。判断という語は第七十五条に無い。
3療養の費用
労働基準法 第七十五条
…者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない。
ここがポイント
使用者が負担するもの。療養を自ら行うか、療養の費用を負担するかのどちらか。休業補償(第七十六条)・障害補償(第七十七条)は次の条からの別の補償。
テストで並ぶ誤答
- 休業補償第七十六条で、療養のため働けず賃金を受けない労働者に平均賃金の百分の六十を払う補償。
- 障害補償第七十七条で、治った後に身体に障害が残ったとき、その程度に応じて行う補償。
- 休業手当第二十六条の、使用者の責に帰すべき休業のときの手当。業務上の負傷・疾病の規定ではない。
前後の条
出典
条文は e-Gov 法令検索 の労働基準法(2026年11月時点の現行版)から、原文のまま載せています。「抄」は、試験に出やすい項や号だけを抜き出したものです。試験は受検年度ごとの基準日時点の法令で出題されるため、改正は公式の情報で確かめてください。空欄の位置・誤答・解説は作成者が作ったもので、出題を保証するものではありません(免責事項)。