電気通信事業法 第一条(目的)
覚える語 5か所。黄色の語を押すと、下の要点に移ります。
この法律は、電気通信事業の公共性に鑑み、その運営を適正かつ合理的なものとするとともに、その公正な競争を促進することにより、電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者等の利益を保護し、もつて電気通信の健全な発達及び国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増進することを目的とする。
覚える語の要点
誤答は、穴埋めテストでこの空欄に並ぶ3つの選択肢です。「収録条文」は、このサイトに載せている92条と、解説のために引いた参考条文を指します。
1公共性
電気通信事業法 第一条
この法律は、電気通信事業の公共性に鑑み、その運営を適正かつ合理的なものとする…
ここがポイント
電気通信事業法の目的の出発点で、電気通信事業の「公共性に鑑み」。運営を適正かつ合理的に、公正な競争の促進、と続き、結びは公共の福祉の増進。
テストで並ぶ誤答
- 社会的役割条文の語は公共性。社会的役割という語は第一条に無い。
- 重要性条文の語は公共性。結びの「公共の福祉」と同じ「公共」でそろう。
- 社会性条文の語は公共性。社会性という語は第一条に無い。
2適正かつ合理的
電気通信事業法 第一条
…律は、電気通信事業の公共性に鑑み、その運営を適正かつ合理的なものとするとともに、その公正な競争を促進す…
ここがポイント
事業の運営の在り方。「運営を適正かつ合理的なものとする」と「公正な競争を促進する」の二本立て。電波法第一条の「電波の公平且つ能率的な利用」と取り違えやすい。
テストで並ぶ誤答
- 公平かつ能率的電波法第一条(目的)の「電波の公平且つ能率的な利用」の語。電気通信事業の運営は適正かつ合理的。
- 簡素かつ効率的条文の語は適正かつ合理的。簡素・効率という語は第一条に無い。
- 透明かつ安定的条文の語は適正かつ合理的。透明・安定という語は第一条に無い。
3公正な競争
電気通信事業法 第一条
…営を適正かつ合理的なものとするとともに、その公正な競争を促進することにより、電気通信役務の円滑な提…
ここがポイント
目的のための二つ目の柱で、事業者の「公正な競争」を促進。これにより役務の円滑な提供の確保と、利用者等の利益の保護を図る。
テストで並ぶ誤答
- 技術の革新条文の語は公正な競争。技術の革新は第一条に無い。
- 適正な取引条文の語は公正な競争。「適正」は運営の在り方(適正かつ合理的)のほうの語。
- 効率的な運営運営については前の「適正かつ合理的」で書いている。この位置は公正な競争。
4円滑な提供
電気通信事業法 第一条
…正な競争を促進することにより、電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者等の利益を保護し…
ここがポイント
電気通信役務について確保するもの。「役務の円滑な提供を確保する」と「利用者等の利益を保護する」が並ぶ。
テストで並ぶ誤答
- 安定的な提供条文の語は円滑な提供。安定的という語は第一条に無い。
- 確実な提供条文の語は円滑な提供。確実という語は第一条に無い。
- 適切な提供条文の語は円滑な提供。「適正」は運営の在り方の語で、提供は円滑。
5国民の利便の確保
電気通信事業法 第一条
…利益を保護し、もつて電気通信の健全な発達及び国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増進することを目的とする…
ここがポイント
目的の結びで、電気通信の健全な発達と「国民の利便の確保」を図り、公共の福祉を増進する。有線電気通信法の目的は「秩序を確立」して公共の福祉の増進に寄与、と言い方が違う。
テストで並ぶ誤答
- 国民生活の向上条文の語は国民の利便の確保。生活の向上とは書かれていない。
- 国民経済の発展条文の語は国民の利便の確保。経済の発展とは書かれていない。
- 情報社会の進展条文の語は国民の利便の確保。情報社会という語は第一条に無い。
前後の条
出典
条文は e-Gov 法令検索 の電気通信事業法(2026年11月時点の現行版)から、原文のまま載せています。試験は受検年度ごとの基準日時点の法令で出題されるため、改正は公式の情報で確かめてください。空欄の位置・誤答・解説は作成者が作ったもので、出題を保証するものではありません(免責事項)。