法規対策条文の解説

労働基準法 第十条〔定義(使用者)〕

覚える語 3か所。黄色の語を押すと、下の要点に移ります。

労働基準法

この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての者をいう。

覚える語の要点

誤答は、穴埋めテストでこの空欄に並ぶ3つの選択肢です。「収録条文」は、このサイトに載せている92条と、解説のために引いた参考条文を指します。

1事業主

労働基準法 第十条

この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に…

ここがポイント

労基法の使用者は、事業主・事業の経営担当者・事業主のために行為をするすべての者。安衛法で義務を負う主体は「事業者」(安衛法第二条第三号)で、語が違う。

テストで並ぶ誤答

  • 代表者この条に無い語。労基法第十条の語は事業主。
  • 事業場の長この条に無い語。条文の語は事業主。
  • 事業者労働安全衛生法 第十条第一項 に出てくる語
    事業者は、政令で定める規模の事業場ごとに、厚生労働省令で定めるところにより、総括安…
    安衛法第二条第三号で「事業を行う者で、労働者を使用するもの」と定義される語。労基法第十条は事業主。

2経営担当者

労働基準法 第十条

この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、…

ここがポイント

使用者には、事業主のほか事業の「経営担当者」も含まれる。さらに事業主のために行為をするすべての者まで広く含める。

テストで並ぶ誤答

  • 業務執行者この条に無い語。条文の語は事業の経営担当者。
  • 管理監督者労基法第四十一条第二号は「監督若しくは管理の地位にある者」と書く。第十条の語は経営担当者。
  • 支配人商法第二十条で商人が営業所に選任する者の語。労基法第十条は経営担当者。

3事業主のために行為をするすべての者

労働基準法 第十条

…その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての者をいう。

ここがポイント

使用者の範囲は、労働者に関する事項について「事業主のために行為をするすべての者」。肩書でなく行為で決まり、「すべての者」と広い。

テストで並ぶ誤答

  • 事業主に代わつて指揮命令をする者この条に無い言い換え。条文は「事業主のために行為をするすべての者」。
  • 事業主のために管理をするすべての者この条に無い言い換え。条文は管理でなく「行為」。
  • 事業主から権限を委任されたすべての者この条に無い言い換え。条文は委任を条件にせず、事業主のために行為をするすべての者。

前後の条

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出典

条文は e-Gov 法令検索 の労働基準法(2026年11月時点の現行版)から、原文のまま載せています。〔 〕の見出しは、原文に見出しがない条に付けた便宜上の名前です。試験は受検年度ごとの基準日時点の法令で出題されるため、改正は公式の情報で確かめてください。空欄の位置・誤答・解説は作成者が作ったもので、出題を保証するものではありません(免責事項)。